某所のGoogle Apps担当者の呟き

Posted by 某企業のApps担当 | Posted in , | Posted on 14:29

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クラウド、SaaSと一種のブームになっている色が濃いこの1年ほど。どこまで普及するかはともかくとして、なぜか仕事でGoogle Appsと関わるようになって約1年。

今後どこまでGoogle Appsが浸透するか分からないが、せっかく情報に触れる機会が多いのだから・・・とブログでまとめてみることにした。

とは言っても、業務上知りえた情報はここにはない。そもそもそんなものは出せない。

Google Appsの導入支援、サポートが有償でサービスされている中、有償情報をタダで垂れ流しては営業妨害以外のなにものにもならないので、ここでは下記のものだけ取り上げていく予定だ。
・Google 公式ヘルプ・ブログ・フォーラムで公開されている情報
・自分でGoogle Apps Standard Editionを触って分かったこと

Googleのサービスは基本、「自分でググれ」だと思う。
分からなかったらwebに投げろ。分かる人のヘルプを待て。そうしてGoogleにフィードバックしてくれたら、それをサービスに生かそうではないか。

利用者を人柱にするのか?と思わなくもないけれど、あれだけの機能を無料で提供してもらっていることを考えれば、Give&Takeだなと個人的には納得している。

グローバル対応のシステムを日本にローカライズさせた経験から、海外企業は日本企業のように重箱の隅を突くような細やかな対応をしないことも分かっている。

  • リリース予定・メンテナンス予定の告知などまずない!
  • バグは回収してから報告が来る。「修正した。確認したら問題なかったが、そちらでも確認してくれ」
  • 気が付けば何かが変わっている。
  • ほんの一瞬(ではないが)落ちたことなど些細なことで、問題ではない。全体の中でSLA分稼働していればよい。

慣れてしまえば大抵のことでは驚かなくなるが、「お客様は神様です」が土台にある日本企業でこの考え方に馴染むには少々時間がかかる。
最も、3ヶ月も経つころには、Appsにログインしたら突然機能が増えていることや、レイアウトが変わってしまったことなどに一切動じなくなるので、慣れとは怖いものだとしみじみ思うのだが・・・・

Google Appsも日々進化しており、1年前はてんで使い物にならないレベルだったものがいまや侮りがたいものになってしまった。利点と欠点は背中合わせ。どこに目を瞑ってどのメリットを享受するか。そこの取捨選択がうまく利用できるか出来ないかの分岐点だと思う。

ということで、MXレコード設定やCNAME設定などから始まり、何かと自分が苦労したこと、ひっかかりがちな部分など出せる範囲で出していきたいと思う。

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